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ゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りる4通りの方法!自動貸付の内容ややり方を解説

外注

ゆうちょ銀行でお金を借りるにはどういった手続きで借りたらいいか、わからない人が多くいます。

ゆうちょ銀行には、一般の銀行のようなフリーローンやカードローンのサービスはありません。

この記事では、ゆうちょ銀行からお金を借りる4つの方法をそれぞれ解説します。

ゆうちょ銀行からお金を借りる時は、適切に借りるための注意点もあります。

ゆうちょ銀行の貸付サービス内容を理解し、スムーズにお金を借りましょう。

Contents

ゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りる4つの方法のサービス内容

ゆうちょ銀行(郵便局)からお金を借りる方法は4つあります。

ゆうちょ銀行の定期預金を担保にお金を借りられる貯金担保自動貸付けが主流となります。

事前に申し込むと、普通預金口座に指定された範囲内で自動貸付ができる口座貸越サービスもあります。

それぞれの主なサービス内容は下記の通りとなります。

サービス名 借りる方法 借りられる金額
貯金担保自動貸付け 定期預金を担保に借入できる 定期預金のうち90%以内
口座貸越サービス 普通口座から極度額範囲内で自動融資される 10万円~30万円以内
JP BANKカードのキャッシング枠 ゆうちょ銀行発行のJP BANKカードのキャッシング枠で借りる クレジットカードの限度額による
かんぽ保険の契約者貸付 かんぽ生命の還付金(返戻金)を担保にお金を借りる 解約返戻金の範囲内

貯金担保自動貸付は定期預金の残高を利用して借りられる

ゆうちょ銀行には定期預金の残高を利用し、借りられる貯金担保自動貸付けがあります。

貯金担保自動貸付けは、ゆうちょ銀行で定額貯金または定期貯金にお金を預けている人が利用可能となります。

借りられる金額は、ゆうちょ銀行の定期貯金に預けている金額の90%以内です。

通常貯金の残高が不足した時、不足分を自動で貸し付けます。

返済方法は、借りた金額と利子の金額を通常貯金に預けるだけです。

返済手続きをしなくても、自動で返済できるため手間もかかりません。

貯金担保自動貸付けは、お金を借りやすく返しやすいのが特徴となります。

貯金担保自動貸付けのサービス概要と申し込み手順は?

貯金担保自動貸付けのサービス概要と申し込みの手順を紹介します。

貯金担保自動貸付けのサービスの概要は、下記の通りとなります。

貸付の担保 担保定期貯金または担保定額貯金
貸付金額の上限 預入金額の90%以内
(総合口座の通帳が1冊につき300万円まで)
貸付期間 2年
貸付方法 通帳貯金の残高を超える払い戻しがあったとき
貸付金利 定額貯金が担保のとき:約定金利+0.25%
定期貯金が担保のとき:約定金利+0.5%

サービスを利用するために、総合口座で管理する定額貯金や定期貯金が必要となります。

貯金担保自動貸付けの申し込みのために、必要なものが3つあります。

  • 総合口座の通帳
  • 届出印
  • 本人確認書類

本人確認書類は、顔写真入りでしたら1点の提出で問題ありません。

顔写真がない書類の場合、証明書類に追加で他の証明書類が必要です。

必要になる本人確認書類は、下記の通りとなります。

顔写真付きの公的書類(1点だけの提出でよいもの)
運転免許証
運転経歴証明書
マイナンバーカード
パスポート
在留カード
療育手帳
戦傷病者手帳
精神障害者保健福祉手帳
身体障害者手帳
顔写真のない公的書類(証明書類が必要なもの)
各種保険証
国民年金手帳
児童扶養手当証書
特別児童扶養手当証書
母子手帳

参考元:本人確認書類一覧 | ゆうちょ銀行

預金担保自動貸付けのために必要な書類が用意できたら、郵便局(ゆうちょ銀行)へ必要書類を提出してください。

手続きは郵便局の窓口でのみ対応となりますので、平日9:00~16:00までに貯金窓口で手続きをします。

必要書類が提出でき次第、貯金担保自動貸付けを利用できます。

貯金担保自動貸付を利用する4点のメリット

貯金担保自動貸付けを利用する場合、4点のメリットがあります。

  • 審査不要で即日の融資が可能
  • 他社ローンより低金利
  • ATMで最低1,000円からお金を借りられる
  • 未成年や無職、高齢者でも利用できる

ゆうちょ銀行に貯金があれば、いつでも借りられますので利用しましょう。

審査なしで即日融資が可能に

貯金担保自動貸付けは、審査不要で即日融資が可能となります。

お申し込みも必要書類と本人確認書類があればすぐ完了します。

定期貯金があってお申し込みさえできれば、審査もなくお金が借りられます。

即日融資にも対応しているため、お金が急に必要になった時はすぐに利用しやすいです。

他社ローンよりも低金利

貯金担保自動貸付けは他社ローンよりも金利が低いです。

ゆうちょ銀行の金利と一般の金融機関や消費者金融のカードローンと比較してみましょう。

サービス名 金利 1年間の金利(概算)
貯金担保自動貸付け(ゆうちょ銀行) 担保が定額貯金の場合:約定金利
(0.002%)+0.25%=0.252%
252円
担保が定額貯金の場合:約定金利
(0.002%)+0.5%=0.502%
502円
カードローン(銀行) 15% 15,000円
カードローン(消費者金融) 18% 18,000円

それぞれの金利で、10万円を借りた場合の利息がいくらになるのか計算してみました。

ゆうちょ銀行は利息が少ないため、他の金融機関よりかなり安く借りられます。

借りる金額が大きくなるほど金利も上がります。

少ない負担でお金を借りたい場合、ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付けは魅力的でしょう。

ATMで最低1,000円からお金の借り入れができます

貯金担保自動貸付けだと、ATMで最低1,000円からお金が借りられます。

最低取引金額は1,000円で、貸付回数に制限がないため何度でも借入可能です。

貯金担保自動貸付は、お金を借りた都度利息は発生しませんが、返済時に借り入れた金額の合計金額に利子がかかってきます。

例えば、1,000円のみ借りた時と、1,000円を3回に分けて合計3,000円借りた場合の返済額は下記の通りです。

借りた金額 利子(定額貯金が担保の場合)
0.252%
返済額
1,000円のみを借りた場合 1,000円 2円 1,002円
1,000円を3回借り入れた場合 1,000円×3回=3,000円 7円 3,007円

借り入れ金額は、通帳記載で「※50,000円」とマイナス表記になります。

貯金担保自動貸付けだと、自分が現在借りている金額を通帳で確認できます。

マイナス表記によって返済額の目安が分かるため、いくら入金すれば返済できるのかを確認しましょう。

未成年や無職、高齢者でも利用できる

貯金担保自動貸付けは、未成年や高齢者、無職の場合でも利用できます。

未成年や高齢者、無職は、収入が安定していると見なされないため、他の金融機関ではお金が借りにくくなります。

しかしゆうちょ銀行は、自身の口座に定期貯金または定額貯金がある人の場合、たとえ安定
した収入が無くても利用できます。

未成年でも、親が子ども名義でゆうちょ銀行に定期貯金または定額貯金をしているときがあります。

未成年でも利用できますので、一度親に確認してみましょう。

ゆうちょの貯金担保自動貸付けを利用するデメリットは2つ

貯金担保自動貸付けを利用する場合デメリットは2つあります。

  • 残高以上のお金が借りられない
  • 返済ができなければ定期貯金が解約される

お金を借りる時、担保になる定期貯金または定額貯金の取り扱いに注意しないと、定期貯金が解約されてしまう可能性もあります。

定期貯金または定額貯金の残高以上のお金が必要な場合は借りられません。

いざという時に「必要なお金が借りられない」とならないよう、デメリットを事前に確認しておきましょう。

残高以上にはお金が借りられない

貯金担保自動貸付けは、貯金残高以上にはお金が借りられません。

借りられるお金は、定期貯金または定額貯金の90%以内で、かつ300万円までと決められています。

定期貯金に1,000万円以上預けていた場合でも、総合口座の通帳1冊につき300万円までしか借りられません。

貯金担保自動貸付けでお金を借りる際は、定期貯金にいくら預け、いくらまで借りられるのかを確認しておきましょう。

返済できなければ定期貯金が解約されてしまう

貯金担保自動貸付けは、返済できなければ定期貯金が解約されてしまいます。

貸付期間が2年と決められているため、期間を過ぎても返済されない場合は、担保とされていた定期貯金が払い戻されます。

定期貯金の中から、借りた金額と利子を含めた金額が引かれる仕組みです。

借りた金額と利子を払った後のお金は通常の貯金に戻されます。

借りた分のお金だけでなく、利息を払いきらないと完済にはなりません。

利息分が支払われていなければ、担保としている定期貯金が解約され払い戻されるため、返済期限をしっかり守ってお金を返しましょう。

口座貸越サービスは残高が不足したときに自動的に貸してくれる

ゆうちょ銀行は通常口座でお金を借りられる口座貸越サービスというものがあります。

口座貸越サービスは口座の残高が不足したとき、自動的に不足分を貸してくれるサービスです。

ATMからの払い戻し時、公共料金の支払い時に役立ちます。

下記の条件を満たす個人であれば利用可能です。

  • 永住許可等を受けている外国人、日本国籍を持っている人
  • 契約年齢が満20歳以上から70歳以下の人
  • ゆうちょ銀行の通常貯金を所有している人
  • 安定した収入と継続して取引できる人

口座貸越サービスは、インターネットと窓口の両方で申し込みが可能です。

口座貸越サービスのサービス概要と申し込み手順は?

口座貸越サービスのサービス概要と申し込み手順は下記の通りです。

口座貸越サービスは、お金を借りる場合に担保の必要がありません。

お金を借りるために、貯金担保自動貸付けと同じくATMからお金を引き出して不足分を自動融資しましょう。

貸付の担保 必要なし
貸付金額の上限 10万円以上20万円以内(単位:10万円)
貸付期間 1年
借入方法 通常貯金残高が不足する場合、極度額の範囲内で不足額を自動的に融資
貸付金利 変動金利は年14%

口座貸越サービスを利用するために、申し込み後ゆうちょ銀行所定の保証会社で審査を受けます。

審査の結果によってはお金を借りられないため、もし借りられないときは他の銀行や消費者金融のカードローンを利用しましょう。

口座貸越サービスの申し込みの手順を下記の表でまとめました。

インターネット申し込み 窓口申し込み
必要書類 ・キャッシュカードまたは通帳
・本人確認書類
・お届け印
・キャッシュカードまたは通帳
・本人確認書類
申し込み方法 公式サイトで必須事項を入力し申し込む。
本人確認書類は撮影して画像をサイトにアップロードする。
郵便局の窓口に必要書類を持っていき、窓口で申し込み用紙に記入。
本人確認書類は窓口にてコピーを提出
その他 インターネットで申し込む際は「ゆうちょ認証アプリ」が必要

それぞれの方法でサービスを申し込み審査結果が来るまでに下記の日数がかかります。

審査結果までの所要日数 結果を通知する方法
インターネット上での申し込み 約10日 メール
窓口で申し込み 約2週間 書面(ハガキまたは封書)

口座貸越サービスの利用を考えている方は、審査に時間がかかるため余裕をもった申し込みが必要です。

口座貸越サービスには2点のメリットがある

口座貸越サービスには2点のメリットがあります。

  • 残高不足になっても自動的に借り入れして不足金が補充できる
  • キャッシュカードで簡単に借りられて返済も引き落としが自動でされる

口座貸越は、審査を通過できた場合、自由にお金を借りられます。

返済の方法は簡単なので、気軽に使えるのが特徴です。

残高不足になったとしても自動的に借り入れして不足金を補充できる

口座貸越サービスは、残高不足になっても自動的に借り入れをし不足金を補充することができます。

例えば、貯金口座に現金がなく月末の引き落としの金額を入れられていなかったとします。

引き落としで不足した金額が自動的に貸し付けされる仕組みになっています。

貯金残高 10,000円
引き落とし金額 30,000円
不足分 -20,000円

上記のように引き落とし金額の不足分(-20,000円)を口座貸越サービスで自動的に貸し付け可能です。

手続きの必要がなく自動で借りられるので、急な出費が発生したときにも安心です。

キャッシュカードで簡単に借りられ返済も自動で引き落とされる

口座貸越サービスは、キャッシュカードだけで簡単に借りられます。

返済も自動で引き落としされるため、特別な手続きが不要となります。

口座貸越サービスを利用するには、ゆうちょ銀行のATMを利用しましょう。

借りたお金の返済も、毎月8日に返済口座から約定返済額が自動的に引き落とされます。

お金に余裕ができた場合も、ゆうちょ銀行ATMから随時返済可能です。

ATM以外でも、下記の方法で返済が可能です。

  • ゆうちょダイレクト
  • ゆうちょ通帳アプリ
  • ゆうちょ銀行の貯金窓口

口座貸越サービスは借りやすく返済しやすいことが特徴です。

口座貸越サービスを利用する際のデメリットは3つ

口座貸越サービスを利用する場合のデメリットは3つあります。

  • 30万円までと限度額が少額
  • 約定返済額は1万円で固定
  • 金利は14.0%と貯金担保自動貸付けより高い

返済できる金額が固定されている上に、金利が14.0%と高いため借りる金額を抑えて返済期間を短くしましょう。

限度額は30万円までの少額融資

口座貸越サービスは、限度額が30万円までの少額融資となります。

口座貸越サービスの限度額には、10万円・20万円・30万円の選択肢のみとなります。

10万円単位でしか金額が選べず、審査結果によっては希望の利用限度額より少なくなる可能性も。

口座貸越サービスを利用すべき人、利用しない方がいい人をまとめました。

口座貸越サービスに利用するべき人 ・少ない金額を借り入れしたい人
・1年の返済期限をしっかり守れる人
口座貸越サービスを利用をしない方がいい人 ・30万円以上の借り入れをしたい人
・お金に余裕のない人

口座貸越サービスには1年間の返済期限があります。

お金に余裕のない人は、返済期限までに返せない可能性があるため利用を避けましょう。

約定返済額は1万円で固定される

口座貸越サービスでは返済額が1万円で固定されるため、多く借りた場合、返済完了までに時間がかかります。

月々1万円以上返済したい場合は、ゆうちょATMやゆうちょダイレクトを利用して返済していきましょう。

臨時返済をいくらかでも行っておけば、早めに返済が終わります。

金利は14%と貯金担保自動貸付けよりも高い

口座貸越サービスは、金利が14.0%と貯金担保自動貸付けよりも高いです。

口座貸越サービスと貯金担保自動貸付けの金利は下記の通りです。

金利
口座貸越サービス 14.0%
貯金担保の自動貸付け 定額貯金が担保の場合:約定金利(0.002%)+0.25%=0.252%
定期貯金が担保の場合:約定金利(0.002%)+0.5%=0.502%

貯金担保自動貸付けは、自分の貯金を担保とするため1.0%以下の低金利での借り入れが可能となります。

口座貸越サービスは無担保のため、1.0%以下の低金利では貸し付けできません。

金利14.0%は、一般的な銀行カードローンに近い金利となります。

低金利でお金を借りたい場合、貯金担保自動貸付けがお得に借りられます。

JP BANKカードのキャッシング枠を使えば担保なしでお金を借りられる

ゆうちょ銀行のJP BANKカードは、キャッシング枠を使って担保なしでお金が借りられます。

JP BANKカードは、ゆうちょ銀行が取り扱っているクレジットカードとなります。

初年度年会費が無料で、1回でもカードの利用があれば翌年度以降も年会費は無料です。

ゆうちょ銀行のキャッシュカードと合わせられ、カード枚数を増やさずにクレジットカードが利用が可能です。

JP BANKカードのクレジットカードでのセキュリティ対策は主に4つあります。

  • 24時間365日のモニタリング
  • ネットショッピング認証サービス
  • ワンタイムパスワード
  • 会員保証制度で万が一の際の補償も充実。

JP BANKカードはしっかりとしたセキュリティ対策と充実補償で安心して利用可能です。

JP BANKカードには4つのカードのタイプがあります。

カードタイプ カードブランド 年会費 年会費優遇条件
JP BANK カード 一般カード VISA
JCB
MasterCard
初年度は無料
(翌年以降は税込1,375円)
翌年度以降も、年1回ショッピングの利用で無料
JP BANK カード ALente
(29歳以下限定のカード)
VISA 初年度は無料
(翌年以降は税込1,375円)
翌年度以降も、年1回ショッピングの利用で無料
JP BANK カード EXTAGE
(29歳以下限定のカード)
JCB 5年間は年会費が無料 5年間利用したら後一般カードへ切り替わる。
切り替え後は一般カードと同じく年1回ショッピングの利用で無料。
JP BANK カード ゴールド VISA
JCB
MasterCard
年間11,000円 買い物利用の累計が100万円300万円未満は8,800円(20%優遇)
300万円以上は半額の5,500円

29歳以下限定カードのALenteとEXTAGEは、カードブランドによっては年会費の条件が違います。

クレジットカードの利用頻度が少なく、年会費を払いたくない29歳以下は、EXTAGEがおすすめです。

5年間無条件で年会費無料なため、クレジットカードをショッピング利用する必要がありません。

JP BANKカードのキャッシングは、「リボルビング払い」か「一括払い」から選べます。

それぞれの支払い方法の利率や返済方法は下記の通りとなります。

◾️リボルビング払いの場合

カードタイプ 利用枠 利率 返済方法
一般カード 10万円30万円 15.0% 毎月元利定額返済
ALente 10万円30万円 15.0% 毎月元利定額返済
EXTAGE 10万円30万円 15.0% 毎月元利定額返済
ゴールド 10万円50万円 15.0% 毎月元利定額返済

◾️一括払いの場合

カードタイプ 利用枠 利率 返済方法
一般カード キャッシング一括の利用枠は、ゆうちょ銀行がキャッシング利用枠の範囲内で指定 15.0% ●返済の方法:元利一括返済
●返済の期間:26日~56日(ただし暦による)
●返済の回数:1回
ALente 15.0%
EXTAGE 15.0%
ゴールド 15.0%

JP BANKカードのキャッシングを利用する方法は、2つあります。

  • インターネットからの申し込み
  • 電話での申し込み

どちらも24時間年中無休で借入の申し込みが可能です。

申し込み受付後、5営業日後にJP BANKカードの支払い用口座に振込がされます。

支払い用口座への振込手数料は無料となります。

JP BANKカードのキャッシング枠を使ってお金を借りるメリットは2つ

JP BANKカードのキャッシング枠を利用してお金を借りるメリットは2つあります。

  • JP BANKカードは18歳からでも作成可能なクレジットカード
  • クレジットカードのキャッシング枠を使った借り入れなのでバレにくい

JP BANKカードは未成年でも作れるクレジットカードのため、クレジットカード初心者にも利用しやすいカードです。

JP BANKカードは18歳からでも申し込み可能なクレジットカード

JP BANKカードは、高校生以外の18歳以上で申し込み可能となります。

ただし、クレジットカードの作成とキャッシング枠の利用のための審査があります。

申込条件に合っていた場合でも、必ず利用できるとは限りません。

2022年4月1日から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたため、親の同意なしにクレジットカードが作れます。

18歳でもクレジットカードを自由に作れるので、利用する時は計画的にしましょう。

クレジットカードのキャッシング枠での借り入れのためバレにくい

JP BANKカードは、クレジットカードのキャッシング枠を利用して借りるため、他人にバレにくいです。

JP BANKカードは、クレジットカードとキャッシュカードが一緒になったカードです。

キャッシングする際は、貯金を引き出すのと同じATM操作でお金が借りられるからです。

返済はクレジットカードの支払いとまとめられ、利用明細書を誰かに見られない限りは周囲にバレる可能性は低いです。

返済額の設定も限度額に応じて5,000円ごとに設定可能です。

口座貸越サービスより、自分のペースで返済ができます。

JP BANKカードのキャッシング枠でお金を借りる3点のデメリット

JP BANKカードのキャッシング枠でお金を借場合、3つのデメリットがあります。

  • カードの申し込みから利用開始まで時間がかかる
  • クレジットカードの種類によっては年会費を払う場合がある
  • 振込融資は申し込みから入金までに約5営業日かかる

JP BANKカードは、申し込みからお金を借りるまでに時間がかかります。

使いたいタイミングで借りられるように、余裕をもって申し込みましょう。

カード申し込みから利用開始までに時間がかかる

JP BANKカードは申し込みから届くまでの期間が、約1~2週間ほどになります。

「今日中に借りたい」といった、急ぎの用事には不向きとなります。

JP BANKカードは、スマートフォン上にカードが発番されるデジタルカードには対応していません。

クレジットカードが届くまで利用できない点は、急いでキャッシングしたい人にはデメリットとなります。

クレジットカードの種類によっては年会費を払う場合がある

JP BANKカードは作るカードのタイプや、利用頻度によっては年会費がかかるケースもあります。

例えば一般カードや若者向けのALenteは、直近1年間の買物累計回数が1回以上であれば年会費無料となります。

クレジットカードが利用されていない場合、年1,375円の年会費が必要です。

JP BANKカードは、基本的にカードの利用がない場合年会費がかかります。

年会費を払いたくない人は、1度でもいいのでJP BANKカードを使って買い物をしましょう。

ショッピング利用を避けたいなら、普段使っているクレジットカードのキャッシング枠利用が無難です。

キャッシング振込融資は申し込みから入金まで約5営業日はかかる

JP BANKカードのキャッシングの振込融資は、申し込みから入金まで約5営業日はかかります。

JP BANKカードでキャッシングを利用する場合、ネットと電話から申し込めます。

いずれも振り込まれるのは5営業日後なため、決して早いとは言えません。

他のクレジットカードのキャッシングでお金を借りるまでの日数は下記の通りです。

申し込み可能時間 振込時間
JP BANKカード 原則24時間365日 約5営業日
楽天カード 【平日】
(1)0:00~8:59
(2)9:00~14:49
(3)14:50~23:59
【土日・祝日】
(4)0:00~23:59
【平日】
(1)当日の9:00以降
(2)最短数分での振込み
(3)翌営業日の9:00以降
【土日・祝日】
(4)翌営業日の9:00以降
イオンカード 原則24時間365日 即時振込
エポスカード (1)月曜日 8:00~23:15
(2)火~土曜日 0:30~23:15
(3)日曜日 4:00~18:30
(1)即時振込
(2)即時振込
(3)即時振込

JP BANKカード以外でキャッシングを利用する場合は、深夜帯や営業時間の関係で翌営業日の取り扱いになる場合以外はお金が即時振込されます。

カード会社によっては翌日扱いになる場合もあります。

もしも、急ぎでキャッシングを利用したいときはJP BANKカード以外のクレジットカードを利用しましょう。

かんぽ保険の契約者貸付を利用して即日お金が借り入れできる

郵便局で契約したかんぽ保険の契約者貸付を利用して即日お金が借り入れできます。

かんぽ生命の契約者貸付とは、契約している保険の解約返戻金を担保に一定の範囲内でお金が借りられる制度となります。

かんぽ生命の契約者貸付の概要は下記の通りとなります。

貸付の担保 解約返戻金
貸付金額の上限 解約返戻金の一定範囲内
貸付期間 1年
借入方法 ネット申し込みまたは郵便局窓口
貸付金利 年利2.5%

かんぽ生命を利用したお金借り方の申し込み手順

かんぽ生命を利用してお金が借りられる申し込みの手順は下記の2通りとなります。

  • インターネットからの申し込みが可能
  • 郵便局での手続きが必要

それぞれの手続き方法を利用した方がいい人は、以下の通りとなります。

インターネットから申し込み ・手続きを簡単に済ませたい人
・初回の申し込みが完了している人
郵便局で申し込み ・初回申し込みする人
・お金の借り方がわからず教えてもらいつつ手続きをすすめたい人

かんぽ生命の契約者貸付を利用する際に、初回申し込みは必ず郵便局の窓口で行う必要があります。

2回目以降の申し込みからはインターネットの申し込みが可能です。

インターネットから申込可能

インターネットで手続きをするには、かんぽ生命の契約者専用サイトから申し込みます。

下記に該当する人は近くの郵便局でしか手続きできないため、条件に当てはまる方は必ず郵便局の窓口に行ってみましょう。

  • 契約者貸付を初回利用する人
  • 職域保険、財形貯蓄保険、家族保険、夫婦保険などを契約している人
  • 保険契約者が法人の契約の場合
  • かんぽ生命保険契約による初回の契約者貸付の手続き
  • 保険の振込口座がゆうちょ銀行ではない場合
  • 取引時確認を行っていない契約の場合
  • 生存保険金を受け取っている契約の場合
  • 保険契約者と被保険者が同一人物でないの場合
  • 貸付利率の減免を受けている契約の場合

参考元:かんぽ生命 契約者貸付のご請求

上記の人以外は、インターネットの契約者専用ページから申し込みができます。

郵便局での手続きが必要となります

郵便局での契約者貸付の手続きのために下記の必要書類を準備しましょう。

  • 保険証券
  • 印鑑
  • 本人確認書類
  • 預貯金通帳またはキャッシュカード

もし代理人が手続きする場合は、次の書類が必要です。

  • 保険契約者が作成した委任状
  • 保険契約者の意思確認の書類
  • 代理人の本人確認書類
  • 代理人の印鑑

郵便局窓口で申し込み手続きが完了し、翌営業日には指定の口座へと振り込まれます。

借りたお金は、1年以内に一括返済します。

もし1年経過してもお金が返せない場合は、郵便局窓口で貸付期間を延長する手続きが必要です。

契約者貸付を延長したい時は、一旦利息のみ支払ってから貸付期間の延長が可能です。

かんぽ生命でお金を借りる3点のメリットは?審査なしかつ低金利で借りられる

かんぽ生命でお金を借りるメリットは3点あります。

  • 審査不要でお金が借り入れできる
  • 金利が他の金融機関と比べ低い
  • 2回目以降だと最短で当日中の振り込みも可能

かんぽ生命の契約者貸付は、審査なしかつ低い金利で借りられるのが特徴となります。

審査不要でお金が借り入れできる

かんぽ生命の契約者貸付は、審査なしでお金が借りられます。

なぜなら、契約者貸付を利用するために解約返戻金を担保にしているからです。

もしも返済されなくても保険金から返済されます。

契約者貸付の申し込みが完了した場合、翌営業日にお金を受け取れます。

指定口座の営業時間や支払い確認に時間がかかった時は、さらに日数がかかる場合もあります。

なるべく早く融資を受けたい場合、午前中までの申し込みを心がけましょう。

金利が他の金融機関と比べ低い

契約者貸付の金利は、基本的には1.5%となります。

契約者貸付の金利と他金融機関の金利と比較した結果は、下記の通りです。

サービス名 金利 金利の概算(1年間)
契約者貸付の金利 2.5% 2500円
銀行のカードローン 15% 15,000円
カードローン(消費者金融) 18% 18,000円

他の金融機関と比較しても明らかに低い金利なため、お得にお金が借りられます。

貸付特則によってより金利を低くお金が借りられる

貸付特則を利用できる保険で契約者貸付を申し込む場合、より低い年利1.5%の金利でお金が借りられます。

貸付特則の対象になる契約は下記の通りとなります。

対象契約 条件
介護保険金付終身保険 被保険者が介護保険金の支払事由に該当し、介護保険金の支払い後に請求される場合
学資保険
育英年金付学資保険
学資保険(H24)
保険契約者の重度障がいまたは死亡により保険料の払込免除の規定に該当し、保険料が払込免除とされた後に請求される場合
介護割増年金付終身年金保険 介護割増年金の支払い後に請求される場合

参考元:かんぽ生命 契約者貸付利率

ほかにも2020年3月~6月の間には、新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う特別取り扱いがありました。

2020年3月~6月の間は、1年間貸付利率0%でお金を貸してくれる特別措置がありました。

上記の特別措置は現在利用できませんが、状況によって金利が調整される可能性もあります。

2回目以降なら最短で当日中の振り込みもできる

契約者貸付を利用するのが2回目以降なら、最短で当日中の振り込みも可能となります。

契約者貸付の初回手続きは、必ず郵便局の窓口にて行わなければなりません。

手続きが2回目以降であれば、Webの契約者マイページから貸付の申し込みが可能です。

タイミングによっては、当日中にお金が振り込まれるため急ぎの際にも向いています。

かんぽ生命でお金を借りる2つのデメリット!返済期限が2年以内なので注意が必要

かんぽ生命でお金を借りるデメリットは2つとなります。

  • 2年以内に返済できない場合は保険金額が減額
  • 郵便局での手続きが必要となる

返済期限は2年以内のため、それまでに返済しなければいけません。

2年以内に返済できない場合は保険金額が減額

契約者貸付は2年以内に返済できないと保険金額が減額されてしまいます。

保険金が減額される場合は、貸付期間経過後の利率が適用されます。

通常の貸付金および利息の合計金額より多く引かれてしまうのがデメリットです。

例えば、10万円借りたとして貸付期間内と貸付期間経過後のそれぞれの利率で返済額を比較します。

利率 返済金額
貸付期間の利率 2.50% 102,500円
貸付期間経過した後の利率 2.562500% 102,562円

ほんの少しですが、貸付期間を過ぎた場合、利息が増えています。

少額でも損をするため、2年以内の返済を心がけましょう。

郵便局での手続きが必要になる

契約者貸付初回手続きは、郵便局の窓口にて行う必要があります。

郵便局の窓口は夜間も開いていますが、契約者貸付の手続きをする場合、保険窓口は夜間に営業していません。

保険の窓口は平日のみの営業で、時間も16時までとなります。

契約者貸付を利用したい場合は、平日に時間を作って郵便局の保険窓口で手続きをする必要があります。

ゆうちょ銀行でお金を借りる時の注意点!終了したサービスやお金が借りられないケースあり

ゆうちょ銀行でお金を借りる時の注意点は3つあります。

  • いくつかの終了した貸し付けサービスがある
  • ゆうちょ銀行に貯金の担保がない場合お金が借りられない
  • ゆうちょ銀行の専用のATMでなければお金が借りられない
  • 他の金融機関が取り扱うフリーローンのサービスがない

中には終了したサービスやお金を借りられないときもあります。

ゆうちょ銀行には既にいくつか終了した貸し付けサービスがある

ゆうちょ銀行にはいくつか終了してしまった貸し付けサービスがあります。

これまでにゆうちょ銀行で取り扱っていて、終了したサービスは以下の3つとなります。

  • ゆうちょ銀行カードローン「したく」
  • 財産形成貯金担保貸付
  • 国債等担保貸付

ゆうちょ銀行カードローンの「したく」は、2018年10月31日をもって受付が停止されました。

元々したくはスルガ銀行のカードローンを媒介する商品で、ゆうちょ銀行独自のサービスではありませんでした。

スルガ銀行が不正融資問題で行政処分されたために、取り扱い停止になりました。

国債担保貸付けと財産形成貯金担保貸付けも、2019年3月29日時点で新規の申込受付を終了。

貯金担保自動貸付けと同じシステムで、財形年金定額貯金や国債を担保にお金を借りる制度でした。

ゆうちょ銀行に貯金の担保がない場合はお金が借りられない

貯金担保自動貸付は、ゆうちょ銀行に貯金がない場合お金が借りられません。

お金を借りるためには、それなりの金額を貯金しておく必要があります。

担保となる貯金の90%しか借りられないため、貯金が少ないと融資金額も低め。

しっかり定期貯金を貯めておいた上で、緊急的にお金が必要になった場合にゆうちょ銀行からお金を借りましょう。

ゆうちょ銀行専用のATMでないとお金が借りられない

ゆうちょ銀行からお金を借りるためには、ゆうちょ銀行直営のATMしか利用できません。

ゆうちょ銀行直営ATMは、以下の場所に設置されています。

  • ショッピングセンター
  • 郵便局
  • 一部のファミリーマート

ファミリーマートのゆうちょ銀行が直営しているATMは、緑色の機械となります。

ファミリーマート以外のコンビニはゆうちょ銀行直営ではないため、通常の預入や払い戻ししかできません。

ゆうちょ銀行には他の金融機関が取り扱うフリーローンのサービスがない

ゆうちょ銀行には、他の金融機関が取り扱うフリーローンがありません。

以前は、ゆうちょ銀行とスルガ銀行と提携し、カードローンサービス「したく」がありました。

現在はゆうちょ銀行で取り扱っているのは住宅ローンのみです。

住宅金融支援機構と提携して提供する、ゆうちょフラット35のみ利用可能です。

ゆうちょフラット35は、最長35年の全期間固定金利住宅ローンです。

ゆうちょ銀行のサービスのなかでフリーローンと同様に借りられるのは、口座貸越サービスとなります。

30万円まで無担保で使い道自由で借りられます。

年利は14.0%と、他のゆうちょ銀行のサービスよりは金利が高くなります。

フリーローンに近いサービスを求める人に向いています。

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