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全教師で全生徒の…

毎年必ず行われていること。
しかし意外と知られていないこと。
それは秋と冬の2回行われる志望校会議。
ここでは、全教師が集まって6年生全生徒の志望校について話し合いをしています。

手順としてはこんな感じです。
①教室に集まって、各クラスの担当2人が順番に前に出る。
②クラス全員の現時点での受験スケジュールを発表。
③全教師でその受験スケジュールに関して意見交換をしていく。

「③」をもう少し具体的にお伝えすると

それぞれの生徒に対して教師全員が
・Aさんは〇〇中学の算数に対応できるだろう。
・Bくんはとにかく記述が苦手。そこさえ克服できれば、〇〇中学への合格可能性が高まる。

などいわゆる「生徒情報」をどんどん話していきます。
そしてそれらを踏まえて

・もし〇〇なタイプの中学を希望しているのであれば、この学校もおうちの方におすすめしてみてはどうか。
・受験予定の中学がそれぞれ全くタイプの違う学校だが、これに意図はあるのか。
・不安に思っているのであれば、〇〇中学を2/1に受験して、合格を勝ち取ってから第1志望にチャレンジしていくのはどうか。

など、受験スケジュールに対して具体的な意見交換をしていくのです。

この「③」を目のあたりにすると
「は~こんな教師がよくぞたくさん集まったよな~」と思わずにはいられません。
全教師が「啓明舎生により良い受験をさせたい!」と本気なのです。
お互いの持っている受験の知識を出し惜しみすることなく分け与え、異なる立場からの意見をぶつけあいながら、同じ目標に向かって進んでいるのです。

2014年12月、日経新聞に掲載された後藤塾長の記事 に
‟ 私が関わる中学受験は、12年間の長い少年期の中では単なる1つのエピソードか、せいぜい中間決済みたいなものにすぎない。でも今、まさにその1カットを演じている子供たちや家族にとっては、他の何物にも替えがたいドラマであり、もしそのプロセスを映像化できたとしたら、きっと何度見返しても涙なしにはエンディングまでたどり着けないような感動の超大作となるに違いない。ここから先の道のりは受験生にとっても保護者にとっても長くて険しいものになるだろう。しかしすべてが終わったときには、親子で手を取り合い、励ましあって歩んだ道のりが「もっとずっと歩み続けていたかった」と思えるような、生涯忘れることのない濃密な時間を過ごさせてあげたいと思う。”
という一節がある。

今はまだゴールが見えず、不安の渦の中にいる生徒・保護者もたくさんいると思います。
でも「涙なしにはエンディングまでたどり着けないような感動の超大作」は、平坦な道のりであるはずがありません。山あり谷ありの長い道のりなのです。

しかし辛い時でもどうか啓明舎を、そして啓明舎の教師を信じてついて来て欲しい。
彼らは本気です。本気で生徒をより良い方向に導こうと必死になっています。 

残り3か月、学校を知り尽くしたベテランの目、日々生徒と本気で向き合う若手教師の熱意、そして保護者と生徒の思い、それらを総動員して同じ目標に向かって進んでいきましょう。